ここでは、WW2のドイツ軍が使用した MG34用ラフェッテ34を展示しています。
  
前ページに引き続き、ラフェッテ34のディティール・操作等を紹介する。
   
低姿勢にセットしたラフェッテ34
   
  
 
これは低姿勢にセットされたラフェッテ34である。ラフェッテ34は様々な地形に対応出来る様、3本の脚が独立して長さや角度を変えら れる様に作られている。
 
 
画像上:低姿勢にセッティングされたラフェッテ34とMG34を真上から見た状態。
 
画像下:左は正面から、右は真後ろから見た状態を示す。
 
  


 
ラフェッテ34の本体
 
画像は上から順番に、側面から、上から、下から、見た状態。
 
  
ラフェッテのセッティング
  
ここからは、ラフェッテのセッティングを紹介する。
本来は遊架側を地面に直に置く事は無かったが、構図及び説明の関係上、その様な画像があ る事を了承願いたい。
 
左は、折畳んだ状態のラフェッテ34である。
最初に前脚のストッパーを解除する。
前脚のストッパーは、ラフェッテ後部のフレームに設けられており、ワンタッチで 解除出来る。
ストッパーを解除した前脚を引き起こす。
ただし、ストッパーを解除しただけでは画像の位置までしか起す事は出来ない。
引き続き、前脚の角度調節ステーのストッパーを解除する。こうする事ではじめて 前脚を自由に引き起こす事が出来る。
これは、前脚の角度調節ステー部にあるストッパーのクローズアップである。
前脚を充分に引き起こした状態。
ただし、前述の様にこれは説明用に撮影した画像で、遊架側を地面に置く事は、可動部等に土等が付く事があるので、望ましくない。
上の姿勢のラフェッテを引っくり返した状態。
これが正常な向きである。
 
折畳まれた状態の可倒式エレベーション機構。
 
エレベーション機構は、遊架とストッパーでこの様に固定されている。
遊架右後ろの角に付けらている、解除レバーを前方に押すと、ストッパーは解除さ れ、遊架を持ち上げるとエレベーション機構を起す事が出来る。
遊架上、右後方角に設けられている解除レバーのクローズアップ。
エレベーション機構を引き起こしている状態。
エレベーション機構を引き起こしたラフェッテ34。
これでMG34と望遠光学照準器を取付ければセットは完了する。
  
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20.Nov.2002 公開
23.Dec.2002 改定
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