|
|
今回は当時の週刊新聞、"Illustrieter Beobachter" (直訳すると「絵入り観察者」となるが、党発行のフェルキシャー・ベオバハター(Voelkischer Beobachter)「民族的観察者」の絵入り版と言う事で、「週刊絵入り新聞」とでも訳せば良いだろう。)1942年4月16日号の内容の一部を展示 しています。 |
|
外地で戦う兵士にとって、家族や恋人からの手紙は |
|
|
IBのロゴの左はこの新聞の値段が各国の通貨で印刷されている。ちなみにドイツでは20ペニヒ、フランスでは4フラン、イタリアでは2 リラ、等々。 右側には、”ILLUSTRIERTER BEOBACHTER”のタイトルと枠の中はルドルフ・ドーテンヴァルトの現代小説「ジナ無しにはいられない」 とある。 表紙の絵は4月20日のヒトラー総統の誕生日を前に掲載された物で、コンラート・ホンメル教授による物。 |
4月20日の総統の誕生日に際し、この1年を振り返る。というタイトルのついた記事。 |
前線での確かな友好関係というタイトルのついたページ。東部戦線の山岳猟兵の特集だが、左上:対戦車戦に備えて集束手榴弾を用意してい
る。左下:先頭の合間に休息をとる機関銃手。 |
左上は "Steinhaeger" 「シュタインヘーガー」と言う |
右上の広告に注目して頂きたい!。1941年12月7日(現地時間)の日米開戦(真珠湾攻撃)の結果、ドイツもアメリカと戦争状態に
なっているにも関わらず、なんとコカコーラの広告が掲載されている。 |
今回のコンテンツは当時の新聞や雑誌に時事、戦況がどの様に扱われ、また広告欄からどの様な物が売られていたかという事の一端が垣間 見られればと思い作って見ました。 |
|
|