ここでは、ヴァルターP-38用ホルスターの展示をして います。
 
   
はじめに
 
今回は、ヴァルターP-38用のホルスターを紹介する。二次戦時のドイツ陸軍では前期 型、後期型と2種類のP-38用のホルスターが使用されていたが、このページで紹介しているのはその前期型である。本コンテンツを制作するにあたり、貴重 なコレクションを取材させて下さった吉沢氏に、この場であらためて感謝の意を表します。
   
ヴァルターP-38用ホルスター
   
 
 
 
 
 
 
ヴァルターP-38
 
ルガーP-08は作動も確実で、命中精度も高い拳銃であったが、精密加工部品が多く、コ ストが高くて泥等にも弱いという欠点があった。1930年代にOKHはより生産性が良い次期9mm軍用拳銃の導入を模索し、結果的に1938年に採用され たのが、このヴァルター社のP-38であった。
 
ホルスター
 
前述の様に、ヴァルターP-38には、前期・後期型のホルスターがあったが、この写真の ホルスターは前期型である。
 
写真左上:正面より。
 
写真上:裏側より。裏側のベルトループは若干斜めに付けられていて、拳銃が抜きやすいよ うになっている。また、メーカー刻印”ewx”、製造年”1942”、”WaA195”、と”P.38” の刻印が打刻されている。
 
写真左:蓋を開けた状態。蓋の裏側に付けられているのが、ガイドの革ひもの末端部で、拳 銃を抜き出す時に引くと、拳銃が抜き出せる様に作られている。
ディティール
 
蓋を留めるバックル部のクローズアップ。
このホルスターでは、バックル金具にベルトを通すだけのワンタッチ方式が採用されてい る。バックル金具は写真の様に黒色に塗装されている。
ディティール
 
ホルスター本体右側には、予備マガジン用のポケットが付けられている。
また、ホルスターの内部。こうして見ると、ホルスターのベルトループ取り付け部以外は、 厚い革一枚で作られている事がわかる
ディティール
 
前述の拳銃を抜く時に使用する、ガイドの革ひもであるが、モデルガンで試してみると確か にこの革ひもは有効であることが良く解る。
ディティール
 
ホルスター裏側の右端には”P.38”の文字が大きく打刻されている。
ディティール
 
裏側の2本のベルトループの間には、製造メーカーコード、製造年、ヴァッフェンアムトの 刻印が打たれている。
ディティール
 
刻印は上からメーカーコードの”ewx”、製造年の”1942”、ヴァッフェンアムト” WaA195”とある。メーカーコードの”ewx”は、Cologneの”Franz u. Karl Voegels, Lederwarenfabrik”社のものである。 
  
   
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11.Feb.2003 公開
    
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