ここでは、WW2のドイツ軍戦闘車両に装備 されていた大型ワイヤーカッターを展示しています。
  
はじめに
 
今回は戦車等の戦闘車両の車外装備としてお馴染みの、車載用大型ワイヤーカッターを紹介する。
本コンテンツを制作するにあたり、イベント会場で商品を快く取材させて下さった、シカゴ レジメンタルスと、メーカーコードに関する情報を提供して下さった、滝口氏に感謝の意を表します。
   

 
車載用大型ワイヤーカッター

これは2001年8月に行なわれたブラックホールの会場で、無可動実銃専門店で有 名な、シカゴレジメンタルスのブースにあった物を取材させて頂いた。
 
ドイツ戦車のプラモデルを作った経験のある方にはお馴染みのワイヤーカッターである。

ディティール
 
まずは先端の刃のの部分から拡大画像。
 
ディティール
 
先端の突起は刃とは関係無く、切断するワイヤーを刃の部分に持って行くガイドである事が わかる。
 
また、鉄部には黒のペイントが若干残っていて、新品では黒の塗装が施されていたと思われ る。
 
 
ディティール

柄は鉄製の本体にベークライトを被覆した作りで、木製では無い。
 
ただし、当時のベークライトには補強の為、木質繊維を樹脂に混入する場合があり、この様 な色になっている。
 
(木質繊維を樹脂で固めてはいるが、DAKタイプの水筒カバーの様な木目は無い)
 

 
ディティール

柄の末端部。
 
やはりベークライト製の握りが付けられている。
色は赤味をおびたこげ茶で、MG34等の樹脂製バットストックに似ている。
 

ディティール
 
別方向から見た状態。
ディティール
 
別方向から見た状態。
 
ベークライト部には刻印等は確認出来なかった。
ディティール
 
刃を閉じた状態。
ディティール
 
刃を開いた状態。
 
こうして見ると、あまり太いワイヤーを切れる訳では無い事がわかる。
 
もっとも人力ではテコの原理を用いても、当然限界があるだろう。
ディティール
 
金属部分にはドイツ軍の他の装備同様、メーカーコードと製造年の打刻がある。
 
塗料は殆どはがれてしまっているが、保存状態が極めて良好で錆びていない。
 
この手の装備は錆びると使い物にならないので、当時もタッチアップやグリースアップはされていたと思われる。
ディティール
 
これは製造メーカーコードと製造年の刻印であるが、gyrはSolingen:ゾーリンゲン市のLindner, Hugo,  Deltawerkと言うメーカーを示している。
 
下の段は1942年製造を表している。
   
   
ホームに戻る
資 料館トップへ
資料館 別館トップへ

本サイトに掲載されている文章及び画像の 無断転載はお断りします。Copyright  2001  STEINER

18.Oct.2001 公開
21.Oct.2001 改 訂
inserted by FC2 system