ここではドイツ軍のオートバイのヘッドライト灯火管制カバーを展示しています。
  
布製の灯火管制カバー
 
前ページに引き続き布製の灯火管制カバーのバリエーションを見ていく事にする。
 
写真左上:陸軍のBMW R75、このカバーにはなんとスリットが無い!。おそらくサイドカーにノティックライトが付けられている為、ヘッドライトは完全にカバーしてしまっている のだろう。

写真上:BMW R12、布と革?のカバー。正面は革で作られている様に思われる。取り付け方法がはっきりわかる一枚。
 
写真左:これもBMW R12、これは全部布で作られたカバー。
このタイプは向きが回ってしまわないのだろうか?。

布製の灯火管制カバー
 
写真左:これは空軍のBMW R75、このカバーはコットンと革で作られており、内側にレンズ保護の為のタブが付いている。
 
写真左下:上の写真のタイプの現物だが、写真の様に内側の革製タブでスリットを覆い隠す 事が出来る作りになっている。
これは昼間等にレンズがはねた泥や小石等で汚れたり破損する事を防ぐ為の物と思われる。
 
写真右下:内側の革製タブを開けた状態。
このカバーはスナップの付いたベルトで簡単に脱着が出来るように作られている。
なお、このカバーはレストア用に作られている物で、当時のオリジナルでは無い。(画像提 供:江尻氏)
布製の灯火管制カバー
 
写真右:これは陸軍のBMW R75のカバーだが、レンズ保護用のタブが表側に付いているタイプ。この写真ではスナップで固定出来るタブを閉めているのがわかる。
 
写真下:陸軍のBMW R12のカバーだが、スリットの部分のみ革で補強されているタイプ。
 
写真右下:空軍のKS750のカバー。このカバーのスリットはライトの中心より下方に設 けられている。通常ライトのレンズは中心部が一番出っ張っているので、この様に下方にスリットを設けた方が、上方に光は漏れないのだろう。
その他のバリエーション
 
今まで紹介してきた物以外に数多くのバリエーションがあるが、ここでは面白い物をピック アップして紹介する。
 
写真左:空軍のBMW R12のカバーだが、金属製のバイザーが付けられている。
 
写真左下:BMW R4のカバーだが、材質は不明。このカバーのスリットもかなり下方に設けられている。
 
写真下:このBMW R12のカバーはライト自体に大きいバイザーを付けた様な形だが、おそらく現地制作品だろう。
灯火管制カバーの効果
 
最後にヘッドライトを点灯した状態の写真があったので紹介しておく。
 
写真右:Moto-Guzzi 500 Alce Bipostaの画像だが、日陰でヘッドライトを点灯している。
こうしてみると、確かに灯火管制カバーは光が拡散するのを防いでいるのが判る。
   
   
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24.Jun.2000 公開
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