ここでは、VW Tpy 82Eの展示をしています。
   
はじめに
 
今回は2001年5月4・5日に行われたミリタリーイベント・ブラックホールに展示されていたVW Typ82Eを紹介する。
本コンテンツを制作するにあたり、同車の取材とHP掲載を許諾して下さった「ドイツ軍用車両クラブ」の木村氏に感謝の意を表します。
   
 
VW Typ82E
 
写真上左・上:”かぶと虫”の渾名で有名なVWの名作。

VWはVolkswagen:国民自動車の略で、ヒトラーの命により、ポルシェ博 士が設計した車両である。
 
当時の労働者は歓喜力行使団で貯蓄する事で、この国民自動車を入手出来る事になっていた が、戦争によってその約束は守られなかった。
 
ここらへんの事情に付いては大野氏の サイトに興味深いコンテンツがあるので、そちらを参照されたい。
 
ある意味では、キューベルヴァーゲンで有名なTyp82よりもレアな車両。
 
この車両は1945年に生産されたタイプだそうだ。
 
写真左:斜め後方より見た同車。
 

VW Typ82E
 
写真左:同じく斜め後方より。
 
VWは御存知の通り、エンジンが後部に配置されている。
 
写真下左・下:ボンネットの中は燃料タンクと、予備のジェリカン等が収納されている。
VW Typ82E
 
写真左上:同じくボンネットの中を撮ったショットであるが、写真に写っている黒いステー は、展示の際にストッパーに負担をかけない為の物である。
 
写真右上:ボンネットの中のメーターパネルの裏側と電装系。オリジナルの状態では6Vの バッテリーが装備されており、極めてシンプルである。
 
写真左:車台番号の入ったプレート等。
右隅のジェリカンは刻印から水用である事が判るが、これは空冷のVWには不要で、本来は 燃料用のジェリカンを搭載する。
VW Typ82E
 
写真上:ボンネットの中にはスコップも収納されている。
 
写真上右:ノティックライト(灯火管制灯)が、軍用車両である事を表している。
このライトの詳細に興味のある方は、同資料館別館のノティックライト:灯火管 制灯のコンテンツを参照されたい。
 
写真右:ボンネットカバーのヒンジとストッパー。
写真では、ボンネットが完全に開かれた状態では無いので、ストッパーはかかっていない。
   
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25.Aug.2001 公開
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