ここでは、Pkw.K1 VW KUBELWAGEN  TYP82 キューベルヴァーゲンを展示しています。
   
ここでは、日本に輸入されたキューベルヴァーゲンのレストア中の画像を 紹介しています。
   
Pkw.K1 VW KUBELWAGEN TYP82
   
レストア作業中のキューベルヴァーゲン。

細かい部品は殆ど外され、かなり大がかりなレストア作業が行われている。
ボンネット上の予備タイヤが外された状態や前輪の懸架装置等、普段見られない部分が見ることが出来て興味深い。

この時、この工場には2台のキューベルが持ち込まれていた。

後部座席を外した状態

これもまた滅多に見られない状態だが、こうして見るとトランクは薄い鉄板一枚でエンジンルームと仕切られているのが良くわかる。 (後部座席とエンジンルームの間にトランクが設置されている。)

中央にある開口部から見えているのがエンジン。

エンジンルームとの隔壁に、銃剣で刺してあけた様な穴が空いていたが、詳細は不明。

フロント側面より
 
側面には状態が悪かったのか、かなり炙ったり叩いたりした形跡が見られる。

ボンネットの上面については腐食等がひどかった為、新しく作り直したという事だが、この時点ではまだ塗装していない為全体に錆び ていた。

やはり予備タイヤのマウント部分が印象的だ。

後輪の懸架装置
 
これも車輪が外されていたために、見る事の出来た部分。

車軸から左に伸びた鉄板状の物がスイングアームである。

当たり前の事ではあるが、こうしてみると単純に見えるボディに比べて、駆動系が複雑なのがわかり面白い。

現代の車と比べると小さい感じのドラムだが、軽い車体に最高時速も70kmという性能には見合った物だったのだろう。

フロント下面

これはもう一台のキューベルヴァーゲンの写真で、ジャッキ台の上に載せられていたため、下から見る事が出来た。

こうして見るといわゆる車体はシャーシというより、補強リブをプレスした薄い鉄板で構成されているのが解る。これは車体重量の不 必要な増加を防ぎ、小排気量のエンジンで高い走破性能を得る事につながった。

元がVWなのでエンジンが後ろにあるため、フロントはわりとすっきりしている。

後方より
 
エンジンが下ろされたエンジンルーム。

この写真と最初の方に紹介した、後部座席を外した状態の写真と合わせて見ると、隔壁一枚でエンジンルームと座席が仕切られていた 事がハッキリ確認出来る。

エンジンルームの中が派手なブルーに塗られているが、これはレストア作業中に塗装した物だそうだが、お陰で形状の解りやすい写真 を撮る事が出来た。

運転席
 
ハンドルの向こう側に配線でぶら下がっているのはメーターパネルだが、以外と配線が多くて興味深い。

こうしてみると、本当に内装等の余分な物は無く、ハンドルやメーターパネルもパイプ製のフレームに取り付けられているのみなのが 解る。

また、シフトレバーやサイドブレーキのレバーも見えているが、軍用車両にしてはきゃしゃな印象があり面白い。

床は実際には木製のスノコが乗せられていたが、下の鉄板は補強リブでも判るように、そのまま外装になっている。

運転席

上の写真でぶら下がっていたメーターパネルを納まるべき所に納めてみたところ。

SSの下士官・兵用略帽を被った外人部隊兵士?がメーターパネルを押さえている(笑)。

スピ−ドメーター自体のカラー画像は以外と少ないので興味深い。

また、助手席側に本来付けてあるガソリンタンクもこの段階では取り外されている。

幌のフレーム

工場の中(ジャッキアップされたキューベルの下)に外されて置いてあった幌のフレーム。

鉄板とパイプで構成されているが、かなり複雑な構造であった事が解る。

一番前の、フロントガラスのフレームに取り付く部分のみ木製で、幌はこの部分に釘止めされていた。

幌の布は外されているが、使える状態では無かった為、新たにオーダーメイドで作られたという事だ。

  
   
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07.Nov.1999 公開
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