ここでは、Pkw.K1 VW KUBELWAGEN TYP82 キューベルヴァーゲンを展示してい ます。
   
ここでは、Pkw.K1 VW KUEBELWAGEN TYP82を展示しています。
   
外    観
   
1992年東京タワーで開催されたミリタリーコンベンションに出品された物の全 景、このキューベルヴァーゲンは末期の物らしくフロントガラスが2枚になったタイプである。
 
フェンダーにLSSAH の 師団マークが素敵!当時のオーナーは新車登録済み(書類が完備していると可能)ナンバープレート付き、しかも排ガス規制クリアを自慢していた。
 
排ガス規制は小排気量の為クリア出来たそうで、ココラヘンガアメリカの軍用車と違う点だ ろう。
左側面
 
左側面より見たキューベルヴァーゲン、近くで見ると以外と大きく感じる。もっとも 1/35を見慣れているせいかもしれない。
 
この車両は最高時速70kmで連続3時間走行出来るのも自慢?だったが、実用性から見る と、セカンドカーにしかならないだろう。しかも,バッテリーは6Vの為常に予備を積んでいるそうだ。
 
フェンダーにある三角旗はLSSAHの 第二装甲擲弾兵連隊の物
バックビュー
 
バックビュー、ナンバープレート及びステッカーは修正しました。
 
Abstand100mは、車間距離を取れということで、制空権を取られた陸上部隊の弱 さを物語っている。
 
ボンネット下の菱形のステッカーも日本で車検を取るための物で当時の物ではない。
 
右フェンダーの上にジェリカンが見えるが、車両部隊が極力燃料を自分で携行しなければな らなかった事の証と言えるだろう。
   
ディティール
   
先程紹介した三角旗のアップ、旗といっても鉄板で出来ている。スコップ取り付け 金具やヘッドライトの布製カバー・ヘッドライトの配線に注意!
 
フェンダーに書かれた1.4はタイヤの空気圧の表示である。
 
この車両が支給された頃、おそらく1944年以降、装甲擲擲弾兵部隊は自動車化された、 最も進んだ部隊から、自転車に乗った快速部隊に変貌しようとしていた。というのも車両生産は増加していたが、肝心の燃料不足が深刻化していたためである。
幌の固定方法
 
この写真で車体と幌の固定方法が理解出来る。
幌に縫いつけられた革製バンドを本体に溶接された金具に通すだけといった、極めてシンプ ルな構造になっている。
 
また、ボンネットの丁番がピアノのような丁番になっているのも興味深い。薄い鉄板で如何 に丈夫に軽く作るか、という問題の回答がこの丁番の採用になった理由であろう。
 
幌はプラモデルで表現されている形よりかなり丸みがある。
 
後で内部より撮影した写真も掲載するので参考にしていただきたい。
 
 後輪の空気圧の表示が前輪より高く1.8になっているのも面白い。この車の 原型は御存知フォルクスヴァーゲンだが、エンジンが後ろにあるための措置である。
給油口と燃料タンクの位置関係を示す
 
フロントガラスの前方の垂直に立った筒状のが給油口で、助手席の前、顔の絵が書いてある のが燃料タンク。燃料タンクがエンジンから離れているのは理解できるが、助手席からムキだしで見えるのもスゴイ!
 
万が一タンクが被弾すれば・・・などと考えなかったのだろうか?
 
右前輪フェンダーの後ろ側に付いているのが、最近プラモデルでもエッチングパーツなどで 再現されるようになった、タラップ。
 
後輪のフェンダーには付いていないが、ドアの開閉の勝手を考えると理解できる。
ただし、実際に乗車してみたが、その必要性は殆ど感じなかった。
 
あと、前後のドアのヒンジ部に黒く見えるのは、ゴム製のパッキン、冬の東部戦線の必需 品!
バックビュウ:右半分アップ

ジェリカンの底面のディティールが面白い。
 
また取り付けラックの鉄帯の折り曲げ方も、他の部品程シャープではない。写真集を見ても かなりのバリエーションが存在するので現地改造だったのかもしれない。そういえばこの車両は整備中隊所属である。
 
テールランプ取り付け基部とコードも興味深い。
 
最後にマフラーを見ると、消音室までの排気管が真っ赤に錆びているのに対して排気口付近 はさほど赤くはなっていない、エンジンからの距離のわりには高温にならないのだろうか?

右後方より:ジェリカンラック・ホイルキャップのアップ

この形のラックは写真集でも確認できるが、路外走行時、ジェリカンが空だとうるさ そうだ。
 
また、ジェリカンの持ち手部分がラックの中に入ってしまっているので、満タン時の出し入 れは、かなりの重労働だったかもしれない。
 
ホイルキャップの頂部にもVWのマークがあるのが面白い。キャップ自体タイヤよりかなり 外側に出っ張っている為もあってか、(理由は他にもあるだろうが)写真集でもなかなか見ることが出来ない。

フロント及びテールのアップ

特に右側の写真のエンジンルームの蓋の固定金具や牽引フックのディティールが興味 深い。車体側の金具にも、蓋側にもかなり大きい穴が開けられている。

牽引フックの先端のリングにも注意。

左の写真
この角度から見るとフェンダーに比べてタイヤの細さが目立つ。

   
   
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28.Sep.1998 公開
05.Nov.1998 更新
06.Nov.1999 更新
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