ドイツ女性は蒸気機関車?
おはようございます。
ドイツの女性について、滞独中の失敗談をひとつ。
ドイツでは「蒸気機関車」のことを「ダンプフロコモティーフェ」、
あるいは短縮して「ダンプフロック」といいます。
ところがこの「ダンプフロック」なる言葉は、太った女性
(特に中年以降の)を意味する辞書には載っていない単語だったのです。
それを知らずに、カフェーで「ダンプフロック」「ダンプフロック」を連発し
ていたところ、隣の席にいた二人連れの(太った)おばちゃんの一人が急に立ち上がり、腰に手を当て早口で「このアジア人めが!」と文字通り湯気を噴くよう
な勢いでまくし立て始めました。 |
写真はイメージ画像で内容とは関係ありません(笑)
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写真はイメージ画像で内容とは関係ありません(笑)
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訳が分からずボーゼンとなっていたところ、私の手元にあった「アイゼンバー
ンクーリエ」という名の鉄道雑誌を観たもう一人のおばちゃんが、「アラ、ごめんなさい」といって急にニコニコするではありませんか。
あとで「ダンプフロックという言葉は、太った女性を意味する単語だ。
さっきの女性の態度はまさに湯気を吹き上げながら、走ってくる機関車そのも
のだっただろう。」と近くの席の男性が理由を説明してくれて、納得しました。
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いやはや、それにしても無知とは誠に恐ろしいことです。
あの二人も30年前は「エリカ」や「ローゼマリー」のようだったんだろう
な。
注釈 ここで言う「エリカ」や「ローゼマリー」
は若くて可憐な女性の意(笑)。
写真はイメージ画像で内容とは関係ありません(笑)
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写真はイメージ画像で内容とは関係ありません(笑)
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